購入品紹介
私はコスメを選ぶ時、なるべく現品を見てから購入を決める派です。
現品を見るすべがない時は、あらゆる口コミサイトでその商品がどのような評価を受けているのかを可能な限りチェックし、スウォッチ画像を何種類も見て、その上で購入してそれで失敗しても後悔はない。
そう覚悟を決めてから購入ボタンをポチッとします。
大好きで、憧れのブランド
コスメブランドとしてもファッションブランドとしても私が大好きなブランドのひとつに、『TOM FORD』があります。
このブランドは、GUCCIやYSLでデザイナーとして経験を積んだトム・フォードによって自身の名を冠して立ち上げられました。
彼は一時期破産寸前だったGUCCIにクリエイティブ・ディレクターとして就任し、わずか2年で売上を90%も増やしたことで一躍有名になりました。
アイウェアを初めとした靴やファッション小物、香水やメイクアップなど、今ではメンズ・レディース問わず様々な商品を売り出しています。
『力強く、タフでセクシー』
TOM FORDのブランドコンセプトは、まさに「なりたい自分」の理想像・最高レベルを捉えてくれていました。
(理想像とは、外見だけでなく人と成りを含みます)
「サスティナブル・ラグジュアリー」を謳っており、その時々のトレンドを鋭く捉えた最新ファッションではなく、世代を超えた人々から愛される「普遍的な高級品」を生み出すことに注力されているブランドです。
ハイブランドでありながらも、エコロジーにまで着目し、部品のほとんどを海洋プラスチックから作り上げた「ブラックウォッチ」も話題になりました。
検索予測に「トムフォード 時計 ゴミ」と上がってきた時は目を疑いましたが、記事を読み漁ってほっとした記憶が蘇ります(笑)
TOM FORD社の立ち上げが2005年、コスメティックライン・TOM FORD BEAUTYがスタートしたのが2011年と、比較的若いブランドでありながら、今や世界を代表するラグジュアリーブランドとして多くの人に知られています。
映画監督としても活躍されていることを知った時には、天は二物を与えずという言葉は嘘なのではないかと思いました。
恥ずかしながら、まだ映画作品はチェックできていないので時間を作って観てみようと思います。
これ以上語り出すと、いよいよ小冊子になってしまいそうなので、また後のブログで小出しにしていきますね。
なぜTOM FORDについて熱弁し始めたかと言うと、先日無理やり有給を取って友人とコスメブランド巡りをしていた際、思いがけず偶然にTOM FORD BEAUTYのセレクトショップに遭遇してしまったんです。
田舎暮らしなのでTOM FORDの実店舗に行きたければ地方を跨がなければなりません。
当時TOM FORDの商品はリップスティックしか持っていなかったのですが、それも慎重にスウォッチの画像を検索して選びに選んだものを阪急百貨店のオンラインストアで購入したものです。
「いつか実店舗に行って実物を見たい。その上で最高の形で納得して商品を迎えたい」
そんな夢を抱いていた矢先に出会ってしまった生のトム様。
歓喜によって失いかけている理性を心の中でかき集めながら一直線に入店しました。
セレクトショップで入手した商品は勿論、その道すがら手に入れたコスメも纏めて紹介していこうと思います。
(個人の感想になるので、へぇ〜、位のニュアンスで読んでいただけると助かります)
BOBBI BROWN
突然のボビー。ショートケーキの苺を最後に食べるタイプだということをご理解頂いた上で読んでいただけるとありがたいです。
写真があまり上手でなくて申し訳ないです。どうか大目に見てください。
BOBBI BROWNではクッションファンデーション、アイシャドウ、化粧下地を購入しました。
元々のお目当てはリキッドファンデーションの方だったのですが、使い切りを考えるとクッションの方が使いやすそうだったのでこちらを選びました。
使用感や仕上がりが好きだったらクッションを使い切った後でリキッドを買えばいいやと思って。
リキッドの方が単純にパッケージが好みだったのでかなり迷いました。
あと、いつか欲しいと思っていた単色アイシャドウ。
こちらはラメが細かくてツヤ感がとっても綺麗でした。
手持ちのアイシャドウに重ねてもよし、涙袋に乗せてもよし。
アイホール全体に載せると、奥目がやや改善されます。
そして化粧下地。
店員さんにオススメされて購入したものになります。
自然に肌をトーンアップしてくれて、細かなパールが入っているので毛穴補正効果が高いそうです。
皮脂吸着パウダーが配合されているので、皮脂崩れを抑えてくれるとの事。
実際仕事の日にこの化粧下地+クッションファンデ(先程紹介したボビーのもの)+コスデコのパウダーで丸一日マスクつけっぱなしで過ごしていましたが、全く崩れないという程ではないにしろ、少しファンデーションが薄くなった……かも? くらいの変化で、汚くは見えなかったです。
laura mercier
大人気のローラメルシエのハイライト。
ハイライトブラシを持っていなかったのでついでに購入したら、オシャレなポーチと共に右のアイシャドウスティックがノベルティとしてついてきました。
ギラギラのハイライトとメンズに寄せたメイクをする時用の自然なハイライトは持っていたのですが、艶系のハイライトは持っていなかったのでずっと気になっていたものです。
私は04番のディボーションを選びました。
粉が均一に載ってくれるので、サテンのような輝きが宿ります。
上品なチークボーンを作り上げるのにうってつけです。
アイシャドウスティックはまだ使えていないので、また後のブログで紹介したいと思います。
SHISEIDO
『ブライトニング スキンケアパウダー ホワイトルーセントN』
スキンケアの最後に叩くお粉になります。
元々スキンケア後のベタつきで前髪が額にくっついたりするのが凄く苦手で長年悩まされていました。
これならたっぷりスキンケアした後でもサラサラのお肌で居られのるのでは? と気になっていたところ、小田切ヒロさんがご自身のYouTubeチャンネルで紹介されていたのを決め手に購入に踏み切りました。
クリームや乳液の代わりにスキンケアをフィックスさせるアイテムになります。
しかもパウダーの上から化粧下地、ファンデーションを載せてもOK。
なので朝も夜もスキンケア後に使えます。
潤っているのに触るとサラサラ。乾燥している感じがないのに肌がペタつかない感触はクセになります。
次の日前髪がぺったりになるのがお決まりだったのが、このパウダーを使った次の日から前髪が束にならず、根元から立ち上がってるんですね。
私のスキンケアの認識を根底から覆してくれた救世主です。
PLAZAでの購入品
通りかかったPLAZAで購入したアイプチのビューラー。
一重・奥二重さん向けのビューラーとして話題となった商品です。
元々資生堂のビューラー1本でやりくりをしてきたのですが、私も一応チベットスナギツネと能面のハーフを名乗っていますから、線ひとつない生粋の一重・アイテープを駆使しても奥二重(コスプレ以外では)の持ち主として試さない訳には行かないと思い購入しました。
結論から申し上げますと、仕上がりは従来使っていたものと変わりません。
ですが、操作が圧倒的に楽だと感じました。
まず真っ先に感じたのは、把持のしやすさ。
資生堂のものと比べると、ハンドルの穴の大きさが小さいです。
(←資生堂 アイプチ→)
僅かな違いなのですが、まつ毛の上がり具合を細かく調整する際、把持が安定するかしないかで操作性が全く変わります。
このハンドルが指にフィットしてくれて、指が外れてツルッと滑る、なんてことが起こりがちだったんですが、アイプチのビューラーではそれが皆無と言っていい程です。
あとはなんと言ってもフレームの大きさです。
アイプチのビューラーは縦幅が広い分、瞼の皮膚をしっかりと抑えてくれます。
資生堂では、空いた方の指で上瞼を伸ばしてやらないとまつ毛の根元を掴めなかったのですが、アイプチの方では少し目を薄めて瞼を伸ばすだけで楽々と根元からまつ毛を捉えることができます。
仕上がりだけを見ると、どちらもしっかりまつ毛を上げてくれる優秀な製品なのですが、それまでの過程の差を大きく感じました。
既にお風呂場に持っていってしまっているのでリンクで失礼します。
こちらも話題沸騰の商品ですよね。
韓国生まれのヘアトリートメントです。
口コミがあまりにも良すぎて気になっていたんです。
モレモのヘアトリートメントを見つける前にも洗い流さないタイプのヘアオイルを使っていたことがありました。
私、ヘアオイルをつけた後、手に着いたオイルを洗い流すのに非常に時間がかかり、それをストレスに感じていた程のズボラなんです。
そんな私がウォータートリートメントと言う響きに惹かれて購入し、いざ使用してみると、本当に香りが良い。
そして手がベタつかない。
洗いあがりや乾かした後も軋まずサラサラになります。
私の髪は軟毛なので、ダメージを受けやすく、日によっては1部分だけチリチリになっている、なんてこともあります。
まだしっかり使用したという訳では無いので感想が浅いですが、これを機にヘアトラブルが少なくなるといいなと思います。
TOM FORD BEAUTY
大変お待たせしました。大トリです。
冒頭のTOM FORDについての熱弁も半分ほど抜けている頃ではないかと思いますが、それとなく思い出しながら読んでいただけたらと思います。
「アイカラークォード 26 レオパードサン」
「リップ カラー 02A リバティーン」
悩みに悩んでこちらの2つを購入しました。
元々お目当てはアイカラークォードシリーズでも1番人気の「ハネムーン」だったのですが、やはり既に売り切れ。
しかし現品を生で見ることが出来ただけでも私にとっては大きな収穫です。
「必ず手に入れる」という執念はより強くなりました。
取り扱っていたパレット全てをスウォッチし、完全にノーマークだったレオパードサンの魅力に心を撃ち抜かれ、購入を決めました。
特に左下の赤みオレンジが本当に綺麗で、左うえのザクザクラメと合わせるとセクシーアンニュイな目元を作ることができます。
さらに締め色の右下のカラーと右上の黄色がかったオレンジを重ねると、ピュアで明るく、それでいて意思の強い印象を与えることもできます。
配色のバランスを変えてあげると、色んなメイクを楽しむことが出来そうです。
指で取って肌に乗せた瞬間、気持ちいいくらいスルスルと粉が乗ってくれます。
何よりも発色の良さ。
ムラなく粉の一粒一粒が肌に吸着してくれます。
散々街を歩いてカッサカサに乾燥しきった私の手の甲にも1粒も逃さず密着するんです。
もしかしたらブランドに対する憧れが強すぎて脳みそが勝手に補正をかけているのかもしれませんが、これは唯一無二だなと感じました。
そしてリップカラー。
既に2種類リップスティックを持っているので、質の良さは実感済。
程よい艶がありながらも厭らしくならないこれまた上品な質感です。
保湿力が高いので唇皮剥け成人の私がうっかりリップ下地を忘れてしまっても皮剥けしなかったので、唇の質とも相性が良いのだと思います。
リバティーンは、去年(2020年)の秋冬に出た比較的新しめのカラーになります。
「放蕩者」という意味ですね。
リバティーンと言えば、ジョニーデップ主演映画を彷彿とさせるカラー名です。
TOM FORDのコンセプト的にそのネーミングはどうなんだと思いもしますが、強くタフでセクシーというのを思い出すと、納得してしまう所もあります。
血色感のあるピンクベージュ。
これがただの血色ピンクなら放蕩者なんて名前はつかないでしょう。
深みのあるダークトーンで暗がりだとブラウンにも見えます。
トム様のリップは「何色って呼んだらいいんだろう」と思うような絶妙なカラーが多いのですが、このカラーは特にピンクともベージュともブラウンとも呼べる、一筋縄で行かない印象を受けました。
なるほど、放蕩者だ、と。
ここまで深読みしてしまうと自分に使うのは恐れ多くも感じてしまいますが、この深読みこそがコスメオタクの醍醐味でもあるんですよね。
TOM FORD だけでなく、その他のブランドごとのコンセプトや拘りも気になるのでまた調べてみたいと思います。
長々ありがとうございました
以上、購入品紹介でした。
朝から書き始めて書き終わるのが夕方になるくらい熱を入れすぎてとんでもない文量になってしまいましたが、久々に楽しいショッピングができて幸せです。
付き合ってくれた友人に感謝をすると共に、肌荒れが収まるほどのリラクゼーションを得た一日でした。
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